コロナが出てからもう3年。本当に長いですね
当院はご高齢の入院患者さんやご老人の受診も多く、
その方たちがコロナに罹患されると重症化されることも
懸念され、熱のある方は大人も子供もとにかく院内に入れない
という方針で、2年半近く前に駐車場にプレハブを建て、
そこで陰性を確認し、必要な方は院内へ、という方針で
やってきました。
救急車来院の方もすべて検査してから院内へ、
ということなので、救急車をお待たせしてしまい申し訳なく
思っていますが、以前、骨折や腹痛で運ばれてきた方が
コロナ陽性でクラスターが出たこともあり、慎重になりました
お子さんの発熱も時間を決めて診ていますが、
おとなしく鼻を出してくれる大人と違って、
泣いて暴れる子も多く
、何人もの看護師が押さえて検査を
するため時間もかかり、こちらの感染リスクも上がります。
コロナと決まれば説明、発生届、処方箋をこちらで薬局に
届けて持ってきてもらいそれを患者さんに渡す・・etc、
ととても手間と時間がかかりました。
発熱外来が終わると皆疲れてグッタリ
、という感じ。
プレハブはエアコンはついていますが、換気のために
窓は開け、ドアも開放、ですので
夏は暑く
、防護衣を着ていることもあり汗だくで、
水も飲めないため脱水になりかけ気が遠くなりそう。。。
冬は寒くて防護衣の下に何枚も重ね着をしても手はかじかむ
歯はカチカチなる
、という苛酷な状態でした。
これを丸2年以上、もういい加減に終わらせたいところです。
このところやっとコロナは減ってきて、
検査しても出ない日もあり
ほとんどがインフルエンザに置き換わってきました。
もうインフル検査だけでも良いか?とも思うのですが、
1日1~2人コロナ陽性者が出ることがあるため
両方検査をやっています。
春になりインフルエンザがおさまったとき、発熱外来を
どうするかを検討していますが
どうなることやら、です。
インフルの流行と言っても、皆マスクをしているせいか、
以前のような爆発的な流行ではなく、学級閉鎖がちらほら
程度で済みそうな気がします。3月半ばくらいで終わるかな。
発熱外来をやっているせいか、
小児科の一般診察が激減してしまっています
。
健診や予防接種も同様です。
発熱のお子さんは完全に分けているので
逆に安心と思っていただけるかと思っていましたが
なんででしょうね
聞くと耳鼻科やクリニックに流れてしまっているようです。
また元の体制に戻していくつもりですので
かかりつけの皆様、どうぞよろしくお願いいたしますね!