院 長 挨 拶
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早いもので今年も12月半ばとなり、残すところ半月となりました。
私にとってはあっという間の一年間だったのですが、皆様の中にも同じようにお感じの方も多いのではないでしょうか。
今年度の当院を振り返ってみますと、インフルエンザやコロナの流行からのスタートでした。コロナに関しては冬の第10波、夏の11波の後も消え切らずパラパラと発症しておりましたが、寒さが強くなり始めるとまた流行し始めているという実感があります。
更に今年はインフルエンザAが流行し、初めてのW流行の冬になるのではないかと危惧しております。実際に当院でもインフル・コロナ同時罹患の入院患者さんが複数おられます。皆様も体調管理をお忘れなきようお願いします。
当院においては行政の補助を受け以下の感染対策を講じております。全病室に換気扇を取り付けるとともに、感染症対応病室と救急外来に簡易陰圧装置を設置しました。年明けには発熱外来室に感染対策に有効なHEPAフィルター付き気清浄器を設置します。
また、診断精度向上のため簡易PCR検査装置を導入しました。発熱直後のインフルエンザもマイコプラズマ肺炎も診断が可能となっています。成人も小児の方も発熱で懸念される方はどうぞご相談ください。
コロナ・インフルエンザのワクチン接種は順調に進んでおります。当院では予約不要でかつ同時に二種接種することも可能です。実際そのように受けている方も多数おられますので、まだ接種がお済みでない方はお気軽にご相談ください。
健康保険証についてはマイナカードに統一されていくことはご存知のことと思います。とはいえ、当院でもマイナ保険証を使用している方はまだ1割程度です。マイナカードの発行や切り替えがお済みでない方は対応をよろしくお願いします。
皆様のご健康を切に願っております。寒さ厳しい折、どうぞご自愛ください。
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令和6年12月吉日
大宮双愛病院
院長 梅本 富士
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