大宮双愛病院へ通院中または入院治療中の皆様及びご家族様、当院に受診、検診、ワクチン接種などで来院歴のある皆様とご家族様、また近隣にお住いの皆様、このたび縁あって当院の院長に就任いたしました梅本と申します。
私は、昭和41年滋賀県の湖北地区である長浜市で生まれ育ち、昭和60年自治医科大学へ入学、平成3年に卒業後は出身地の滋賀県で10年間にわたり初期研修病院、地域中核病院、僻地診療所で内科系総合医として働いてまいりました。
その後、後期研修をいたしたく平成13年自治医大大宮医療センター(当時)の総合診療科内科系に入局、循環器内科の仕事を中心に行いながらキャリアを積んでまいりました。入職後は、大学院進学、臨床復帰後2年間の米国ワシントン大学留学、さいたま市や深谷市、練馬区の病院への派遣を経験し、一方、自治医大内でも臨床、研究(専攻は動脈硬化系の疾病の発症に関わる糖尿病と脂質異常症の関わり、で、基礎、動物、臨床の研究に携わってきています。)、教育と幅広く勉強と経験を積んできたと自負しています。
大宮双愛病院は、これまで東邦大学とは外科系医師派遣、自治医大とは病病連携で良好な関係を築いてまいりました。自治医大からの常勤医師の派遣を望む声はあったものの非常勤医師としての外来や内視鏡などの診療、当直業務などにとどまっており、実現していませんでした。
このたび、常勤医師それも院長として、お話をいただき、自分に務まるか悩みつつも、これまでの経験を活かし、大宮双愛病院のよりいっそうの発展に、少しでも尽力できたらと決意した次第です。
目標達成のため、当院職員はもとより、医師会様、自治医大の関係諸氏、そして大宮双愛病院に通院してくださっている皆様のご意見を真摯に伺い、ご指導、ときにはお力添えをいただきながら努力したいと存じます。以上、簡単ながら就任のご挨拶とさせていただきます。
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